※ご確認ください※
こちらはルナ画材のスマートフォン版オンラインショップになります。
PC版オンラインショップとは一部商品の価格・サービスが異なる場合がございます。また、ご登録の会員情報もそれぞれのサイトでの管理となるため、PCサイトで獲得したポイントをご利用されたいお客様はPCサイトをご利用ください。
PCサイトはこちら >
画材に関する豆知識を集めてみました。
お客様からいただいた情報や画家の先生から教えていただいたこと、メーカーからの情報、父や母から教えてもらったことなどなど・・・。
お客様の創作活動のお役に立てれば幸いです。
※毎月発行している当店のメルマガ「あなたの創作活動を応援します!」のコラムをまとめたものです。
■その1:用意するもの
キャンバスを組み立てる際に必要な道具です。
キャンバスを組み立てる際には・・・
・キャンバス(布)
・木枠
・タックス(キャンバス用の釘。タッカー)
また、組み立てる際の道具として・・・
・かなづち
・キャンバス張り器が必要です。
木枠を組み立てる際には「木づち」があると便利です。
■その2:木枠を組み立てる
まず、木枠を組み立てます。
木づちを使うと、木枠を傷めずに組み立てることができます。また、キャンバスの残りや水彩紙の残りを重ねてガムテープでまとめたものを緩衝材として使うと、よりきれいに仕上がります。木枠には表・裏がありますので、間違わないように組み立ててください。かまぼこ状の丸みのある側にキャンバスを張ります。また、角がずれていないか、確認してください。ずれているとキャンバスの破れにつながります。
■その3:キャンバスを裁断する
木枠の大きさに合わせて、キャンバスを裁断します。キャンバスは、木枠よりも数cm大きめに切ります。上下・左右に均等に余る(のりしろ)ようにします。慣れてくると、キャンバスの上に木枠を置いて目分量で切ることもできますが、最初は大きさを測って、あらかじめ鉛筆などで線を引いておくときれいに仕上げることができます。
のりしろの長さは、木枠のサイズによって異なってきます。
20号程度:7cm程度
50号程度:9cm程度
100号程度:10cm程度
■その4:キャンバス張り器の使い方
さて、いよいよキャンバスを張っていくのですが…
その前にキャンバス張り器の使い方を説明します。
1.キャンバス張り器のはさむ部分を木枠の厚みの半分ぐらいまで入れて、はさみます。
2.キャンバス張り器を斜め上から(角度をもたせて)はさみ、はさむ部分の突起(の斜面)を木枠にあてるようにします。
3.その突起と木枠との接点を支点にし、手首を使ってキャンバス張り器を押し下げると、キャンバスにテンションを持たせ張ることができます。
【 ここがポイント! 】
キャンバス張り器を使う際、単にキャンバスに張りを与えてスタック(釘)を打つのではなく、画像のようにキャンバスにできたシワ(丸部分)を外側(キャンバスの辺の中心から角)へ押し出していく感じで、キャンバスに張りを与えます。
■その5:四辺の中心にタックスを打つ
最初にキャンバスの四辺の中心にタックス(釘)を打っていきます。
1.まず、長辺の中心にタックス(釘)をうちます。タックスは、木枠の幅(厚み)のちょうど半分ぐらいのところに打ちます。
タックスは手でねじこむようにすれば、画像のようにキャンバスと木枠に突き刺さり軽く固定されます。上下・左右に
均等にのりしろ(余り)ができるように注意してタックスを打ちます。
2.木枠を反対にして、1.で打ったタックスと対称となる部分にタックスを打ちます。キャンバス張り器でキャンバスを張りながらタックスを打ちます。
3.同様に短辺にもタックスを打ちます。
4.木枠の4の辺の中心にスタックを打った状態です。
キャンバスに表面にできる筋の大きさがおなじくらいで、形が「ひし形」になるのが理想です。張っている力の配分がちょうどいい感じです。
【 ここがポイント! 】
2つめ以降タックスを打つ際、キャンバス張り器でキャンバスを引っ張りすぎると、かえってシワの原因になります。この時点では、キャンバスを「バシッ!」と張るよりも、張力が四辺に均等になることをより心がけるようにしてください。
梅雨の時期になりますと、日本は湿気でジメジメ!!これが水彩紙をダメにしてしまうこともあります。ヨーロッパの気候では湿気に悩まされることはないようで、水彩紙に影響はない様子。私が初めてこの湿気について学んだのは、ホルベイン画材で修行をしていた頃です。当時色彩の具合も良いと評判で、良く売れていたワットマン水彩紙 (イギリス製) で色が全く紙になじまず、抜けてしまう現象が起きました。イギリスではこのような事態はなかったようで、何が悪いのか原因がなかなかわからず・・・。
色々調べて、たどりついたのは、気候の違い・湿気と判明!
ワットマン水彩紙は柔らかな風合いで発色もすばらしいのですが、特に湿気には繊細であることがわかりました。
影響されやすいワットマンを例にあげておりますが、他の水彩紙類も湿気には良くないので湿気の多そうな所での保管はさけ、紙はむき出しに置くのではなく、乾燥したビニールにいれておくのがいいと思います。パレットなどもビニールに入れておくと乾燥できるなど、カビ対策にも効果があり、梅雨の湿気対策は万全です。ワットマン(イギリス製)とワトソン(日本製)、名前が似ていますが違います!! お間違いのないように。
ところで、そのワトソン紙に関してです。参考にしてください。ワトソンは、クリームがかった用紙です。筆にたっぷり絵の具をふくませてゆっくり彩色しましょう。
水をつよくはじいてできる細かい結晶のような色面が特徴のようです。細かく重ね塗りして描くより、単純化した大づかみな描き方のほうがこの用紙を生かします。ワトソン紙はパステルにも使われております。
よく、「筆はどう洗えば良いのだろう?」と話題になります。
先生宅のアトリエへ訪問すると、きれ~いに洗われた筆たちがいます。筆はちびるのですが、その面影もわからない時も・・・。
[ 水 筆 ]
水彩筆は作品を作る間、水バケツに入れっぱなしになる場合があります。
これを重ねるうちに、筆と軸をつなげている糊が弱り、グラグラの原因・穂先に負担も・・・。
使わない時は、水から出して置いてください。
それから、使用した後!!
筆巻きにいれっぱなしではなく、筆の穂先を下にむけて、軸を洗濯バサミなどで吊るします。そうすることで余分な水分は全て下に落ちてしまい、長持ちします。
[ 油 彩 ]
油彩筆は絵具がどんどん筆の奥に入ってしまい、それを取る為にゴシゴシして傷める事が多いような気がします。時間がたってからのお手入れは、カチカチになり大変ですし・・・。
まず、不要となった布で余分な絵具をふき取ってから、筆洗で洗います。その時、筆洗器の底にゴシゴシせず、バシャバシャ筆を動かしながら洗う感じのイメージです。この時に布や紙で余分な絵具を搾り出すと、筆の奥の絵具が取れやすく良いかも。
洗った後は、固形石鹸!! 再度洗浄してみてください。意外に色が・・・。軟毛にはリンスをつけてもいいです。
いい筆は穂先を下にむけ、軸を洗濯バサミでつるして保管すると長持ちです。
[ アクリル ]
アクリルの方は絵具の固まりが早い為、使わない筆はすぐに水につけて軽く洗浄した方が良いですね。アクリル絵具は固まると溶解しないので、固まる前に余分な絵具を除去し、水にしぼりだすのをおすすめします。
使い終わった後は、軽く固形石鹸で洗浄し、水分をふき取り、大事な筆は洗濯バサミで吊るして穂先の水分を下へ落としてください。
先日、お友達でもあり、お客様でもある方とのなにげない会話の中でちょっと・・・。
そのことをお話してみようかと思います。
そのお客様は、オリジナルキャンバスロール、アクリル、油彩両用タイプを使用されており、アクリル絵具で作品を作っておられます。
「自分で布を張ると、すぐに緩んできてしまい、そのぷよぷよの緩みがイヤ!!」 ということで・・・。
バンバンに張るといっても限度はありますが、お天気で生地の状態は左右されます。雨で湿気の多い時にキャンバスを張ると、麻そのものが緩んでのびます。晴れると生地は縮みますので、自然とキャンバス布はバ~ンと気持ちがいいくらい張れてたりします。(油彩専用・アクリル & 油彩が対応どちらの布にも共通します。)
絵具をのせて描いているうちに、アクリル絵具の水分・オイルなど湿気を含みますので伸びてしまいますけれども・・・。(アクリルのみで描いている場合は水分が蒸発しますので布は縮むようです。)
お急ぎの時はお天気を気にしている場合ではないと思いますが、時間あるようでしたら、雨の日に「張りだめ」ってどうでしょう?気分いいですよ。
[ キャンバス サイズ表 ](単位:cm)F:人物型(Figure) / P:風景型(Paysge) / M:海景型(Marine) / S:正方形(Square)
※表を横にスワイプしご覧ください。
号数 |
Fサイズ |
Pサイズ |
Mサイズ |
Sサイズ |
0 号 |
18.0 × 14.0 |
18.0 × 12.0 |
18.0 × 10.0 |
18.0 × 18.0 |
S M |
22.7 × 15.8 |
-- |
-- |
-- |
3 号 |
27.3 × 22.0 |
27.3 × 19.0 |
27.3 × 16.0 |
27.3 × 27.3 |
4 号 |
33.3 × 24.2 |
33.3 × 22.0 |
33.3 × 19.0 |
33.3 × 33.3 |
6 号 |
41.0 × 31.8 |
41.3 × 27.3 |
41.3 × 24.2 |
41.3 × 41.0 |
8 号 |
45.5 × 38.0 |
45.5 × 33.3 |
45.5 × 27.3 |
45.5 × 45.5 |
10 号 |
53.0 × 45.5 |
53.0 × 41.0 |
53.0 × 33.3 |
53.0 × 53.0 |
12 号 |
60.6 × 50.0 |
60.6 × 45.5 |
60.6 × 41.0 |
60.6 × 60.6 |
15 号 |
65.2 × 53.0 |
65.2 × 50.0 |
65.2 × 45.5 |
65.2 × 65.2 |
20 号 |
72.7 × 60.6 |
72.7 × 53.0 |
72.7 × 50.0 |
72.7 × 72.7 |
25 号 |
80.3 × 65.2 |
80.3 × 60.6 |
80.3 × 53.0 |
80.3 × 80.3 |
30 号 |
91.0 × 72.7 |
91.0 × 65.2 |
91.0 × 60.6 |
91.0 × 91.0 |
40 号 |
100.0 × 80.3 |
100.0 × 72.7 |
100.0 × 65.2 |
100.0 × 100.0 |
50 号 |
116.7 × 91.0 |
116.7 × 80.3 |
116.7 × 72.7 |
116.7 × 116.7 |
60 号 |
130.3 × 97.0 |
130.3 × 89.4 |
130.3 × 80.3 |
130.3 × 130.3 |
80 号 |
145.5 × 112.0 |
145.5 × 97.0 |
145.5 × 89.4 |
145.5 × 145.5 |
100 号 |
162.0 × 130.3 |
162.0 × 112.0 |
162.0 × 97.0 |
162.0 × 162.0 |
120 号 |
194.0 × 130.3 |
194.0 × 112.0 |
194.0 × 97.0 |
194.0 × 194.0 |
130 号 |
194.0 × 162.0 |
-- |
-- |
-- |
150 号 |
227.3 × 181.8 |
227.3 × 162.0 |
227.3 × 145.5 |
227.3 × 227.3 |
200 号 |
259.0 × 194.0 |
259.0 × 181.8 |
259.0 × 162.0 |
259.0 × 259.0 |
300 号 |
291.0 × 218.2 |
291.0 × 197.0 |
291.0 × 181.8 |
291.0 × 291.0 |
500 号 |
333.3 × 248.5 |
333.3 × 218.2 |
333.3 × 197.0 |
333.3 × 333.3 |